2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

税務署はなぜ相続があったことを知っているのか

あるご家庭のお話です。一家の大黒柱が亡くなって数か月経った頃、税務署からご長男の自宅に、「相続税の申告等についてのご案内」という郵便物が届きました。「税務署はなぜ、父が亡くなったことや、わたしの自宅を知っているのだろうか?」税務署に連絡し…

高齢者介護デイサービス事業の可能性について解説

日本には現在、特別養護老人ホームへの入所を希望しても満員で入れず自宅で待機している人が約40万人いるといわれています。また、家族が介護する意志や能力がないために、治療する必要がないにも関わらず病院や老人保健施設を転々としている「社会的入院」…

事実婚のパートナーに財産を残す方法

事実婚とは、法律上の婚姻届を提出しないまま、実質的な夫婦として生活をしている状態のことです。事実婚を選択している理由は、カップルごとにさまざまです。たとえば、同性カップルのように、法律上なんらかの障壁があるケースや、入籍自体にメリットを感…

聖徳太子の犬の話

日本書紀によると、推古21年(613年)の冬、聖徳太子が片岡山を通りかかったところ、飢えて瀕死の状態の異人に出会いました。太子は、食物と自分の衣類を与え、翌日、使いをやって異人の様子を見に行かせると、すでに息絶えていたので、丁重に葬りました。 …

デジタル遺産トラブルを未然に防ぐ方法

「デジタル遺品」とは、パソコンやスマホなどのデジタル機器に保存されたデータや、インターネットサービスのアカウントなどを指します。 デジタル機器には膨大な個人情報が含まれています。しかし、持ち主が亡くなったあと、故人が生前管理していたデータや…

死因贈与の注意点

相続の一形態に「死因贈与」があります。書面が必要な「遺言書」異なり、死因贈与は口頭でも契約できることから、相続の方法として検討している方もいるかもしれません。 そこで今回は、死因贈与の仕組みと注意点を解説します。 ①死因贈与とは 死因贈与は贈…

墓じまいの基本知識

かつて、お墓は代々その家で受け継がれていくものでしたが、婚姻率や出生率が下がり、都市部への移住がすすんで、地方にある実家のお墓を世話することができない方も増えています。 こうした悩みを解消する方法として、「墓じまい」を検討する人が増えていま…

古今亭志ん生の落語

昭和の名人と呼ばれた五代目古今亭志ん生は、滑稽話を得意にしていましたが、人情噺や陰惨な噺を滑稽に演じるという独自のスタイルで人気を博しました。なかでも「黄金餅」や「藁人形」「もう半分」といった怪談話をよく演じていました。 参考までに「もう半…