行政書士のひとりごと
無人販売所といえば、かつては田舎の畑の道端で野菜を売っているイメージがありましたが、現在は、コロナ禍における非接触ニーズに応える形で、餃子や高級牛肉、パンやスイーツ、ご当地グルメなど、さまざまな冷凍食品の無人販売所が増えています。 ①無人販…
あるご家庭のお話です。一家の大黒柱が亡くなって数か月経った頃、税務署からご長男の自宅に、「相続税の申告等についてのご案内」という郵便物が届きました。「税務署はなぜ、父が亡くなったことや、わたしの自宅を知っているのだろうか?」税務署に連絡し…
日本書紀によると、推古21年(613年)の冬、聖徳太子が片岡山を通りかかったところ、飢えて瀕死の状態の異人に出会いました。太子は、食物と自分の衣類を与え、翌日、使いをやって異人の様子を見に行かせると、すでに息絶えていたので、丁重に葬りました。 …
昭和の名人と呼ばれた五代目古今亭志ん生は、滑稽話を得意にしていましたが、人情噺や陰惨な噺を滑稽に演じるという独自のスタイルで人気を博しました。なかでも「黄金餅」や「藁人形」「もう半分」といった怪談話をよく演じていました。 参考までに「もう半…
争族(=相続争い)という言葉が一般的になりましたが、実際にどれぐらいの争いがあるのでしょうか。 2020年の最高裁判所の司法統計によれば、「遺産の分割」に関する審判と調停の合計件数は約14,600件でした。同年の死亡者数は約137万人なので、割合にする…
孔子(孔丘)は紀元前552年に魯国(中国山東省)に、貧しい母子家庭で生まれました。14歳で学問を志し、17歳で母を亡くして孤児になり、27歳から魯国の下役人として倉庫番や牛馬の世話係をしながら、礼学を修めました。 魯国にクーデターが起こると、孔子は…
わたしの少ない趣味のひとつは骨董収集です。といっても、高価なものはほとんどなく、どちらかといえば美術品としてではなく、歴史を感じる遺物としての価値に重きを置いています。今回は、そんな骨董品の世界について雑談をすすめていきます。 ①骨董品と金…
日本国憲法が定める3つの義務といえば、教育、労働、納税ですね。このうち義務教育について、誤解している人もいるのですが、義務を課されているのは国家ではなく、保護者です。親が子どもに義務教育を受けさせなければならないということが憲法で定められて…
世代的に、わたしはサッカーより野球のほうが好きです。春夏の高校野球は毎年楽しみにしていますし、わが地元中日ドラゴンズは、昨今低迷していますが、ずっと応援しています。 さて、最近はほとんど聞かれませんが、かつては、ドラフトの時期になると、この…